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羅生門 [映画]

先日、黒澤明監督の「羅生門」が放映されていたので、録画しました。この作品は劇場でもテレビなどでも、ちゃんと見たことが無かったので、今度こそきちんと見てみるつもりでいます^^;。そもそも劇場では黒澤作品をあんまり見ていないのですが。いわゆる「名画座」で最初にまともに通して見た作品は、よりにもよって「デルス・ウザーラ」なのでした^^;。黒澤作品としては「変わり種」の部類のようです。

ほかに劇場で見ているのは(もちろんいわゆる「名画座」でですが)、「七人の侍」と「まあだだよ」ですね。この2本の作品のあいだの距離というのも、大きなものだと思います。「羅生門」の原作となっている芥川の「藪の中」は、ずいぶん以前に読んでますが、結局はよく分かっていないんですよね。芥川作品としては、かなり難解なものと考えています。映画版の「羅生門」は、謎解きを試みているということのようですけど、はたしてどのような決着になっているのか。

録画しただけでちゃんと見ていないので、感想などは後回しですが、冒頭の数分は目を通しています。やっぱりモノクロはモノクロの良さがあるなぁ、という感慨がありますね。もちろん我らの世界は(通常は)色が付いているわけで、「カラー映画」というものが自然なのだとは思います。でもモノクロで撮られたものは、ノスタルジアだけではない何かが映像に宿ると思います。

たとえば「フェリーニの道」にしても「カサブランカ」にしても「第三の男」にしても。「色が無い」という条件は、ストーリーを鑑賞する上では妨げにはなりません。カラーとモノクロという「映像の中の色」という論点は、写真を趣味としている私にとっても、面白いものだと考えています。つまりは「モノクロにはモノクロにしか出来ないことがある」ということだと思います。

もうひとつ別な方向に飛び火しますけど、「写真には動画にはできいなこともできる(場合が)ある」というのも、私が以前から考えていることなんですが、たまにモノクロの映画を見ると、この「色と動き」とが、映像というものにもたらす働きのことを考えてしまいます。人間の表現活動としての「写真」と「映画」。それぞれを楽しみとしている私にとっては、久しぶりに思い出したことなのでした。まぁ、まずは「羅生門」をちゃんと見なくては^^;。
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アフリカの女王 [映画]

NHKで放映されていた映画「アフリカの女王」を録画しておいたので、先ほど見ました。いきなり妙にモダンな書体とデザインのタイトル、キャストが現れるのがちょっと不思議でした^^;。もしかしたらメディアとして売られているものとおんなじなのかな。オリジナルのタイトルのデザインは、某動画サイトで予告編で確認できるので。

髭づらのハンフリー・ボガートと、ちょっと世間知らず風のキャサリン・ヘップバーンの組み合わせが、なかなか面白いなと思います。このふたりってこの作品以外での共演は無いように思うけど、どうだろう。とにかく見た感じは、うまくいかないコンビなのに、最後は夫婦になってエンドとなるあたり、ハリウッドらしいと言えばらしいのかも知れません。

私としては見始めるまでは忘れてたんだけど、ホーンブロワー・シリーズで有名な作家セシル・スコット・フォレスターの、比較的初期の作品でもあったのでした。なるほど映画に置き替わったとは言え、操船や走行の描写は生き生きとしているなぁと思います。

ボガート作品として名前は知っていた作品だったんだけど、まともに見たことが無かったので、今回見ることができたのが嬉しいですね。たぶん全部ロケで撮ってると思うんで大変だったんだろうな、とも思いましたが、調べたらホントになかなか大変だったとのことです^^;。出演者とかは多くないけど、予算は滞在費とかで消えたんでしょうね、きっと^^;。楽しめた作品でございました^^。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」祭り [映画]

3回にわたって放映されていた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは録画してあったのですが、ちょっと時間ができたので一作目を拾い見してました。全作とも見てるんだけど、特にこの一作目は脚本はよく書けてるし、作り方もうまくて、見るたびに毎回感心しています^^。二作目と三作目は少しありきたり、というかびっくり度が落ちちゃうという感じもありますけどね^^;。一作目の見事さはありません。よくできた続編でしょうね。

アメリカ映画である時期に多かった「三部作」としては、まずまずのところかな。一作目は傑作だと思いますが。まぁ3本の平均値が最も高いのは「インディ・ジョーンズ」シリーズではないかと^^;。とは言えTVでシリーズをまとめて、それも字幕でノーカット(たぶん)という放映をしてくれるのは、まことにありがたいのでもちろん録画したわけでした。こういう祭りは嬉しいものでございますね^^。

デルス・ウザーラ [映画]

黒澤明さんの監督作品「デルス・ウザーラ」が放映されていました。私にとっては「よく解らない」作品のひとつです^^;。映像の美しさとか、シーンの迫力とか、見るところは多いとは思うんだけど、結局のところはいまひとつ良く解らない感じがつきまといます。素朴な人間の生き方を見せたかったのだろうか、とか。

たまたまですがスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」も放映されていて、両方とも録画しておいたのですがね。どちらも劇場で見たことはあるので、知ってはいる作品なんだけど、「デルス」も「2001年」も、やっぱりもうひとつ内容が理解できたとは言えません^^;。映像は感心しますけど。

黒澤さんも、ストーリーを追っていくような作品も撮っているし、遺作なんだそうですが「まあだだよ」は劇場で見ていた時も面白いなぁと思えました。もっとも、私は内田百閒の作品は大好きでほとんどの作品を読んでるし、それで理解はしやすいのかもしれませんけどね。

まぁ、ストーリーを語ることだけで映画を作るのも、ちょっと物足りないとは思います。映像だけってのも困るんだけど。一方では「興行」としての映画という側面も重要で、当たらないと次が作れなくなるのも事実でしょう。黒澤さんも、結局ある時期からはその面でずっと苦労していたと思うし、因果なお仕事だなぁとは思います。世界的に監督としては評価されていたわけだけど、「デルス」はやっぱり良く解らないままです、私としては^^;。

雨に唄えば [映画]

9日は休みだったので、録画したばかりの映画「雨に唄えば」を見てました。何回か見てるけど、やっぱり面白い作品でございます^^。
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こうやってイラストで作られているポスターのデザインは、いかにもあの時代の映画って思いますね。実際に本編中での雨のシーンは、もう少しくすんだ色合いの衣装なんですけど、イラストは鮮やかです。この作品では、映画史上に残るジーン・ケリーの雨の中のシーンも確かにいいけど、この人の活躍ぶりが凄いよね^^。
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Donald O'Connorの達者な歌と踊りが見られるのも、この作品の魅力だと思うのです。それから嫌われ役を一手に引き受けてる感じのJean Hagenだけど、ジーン・ケリーもあんなに嫌がらなくたっていいのにな、と思えるのですよ。かわいいお姉さんじゃないですか。押しつけがましいのは確かですが^^;。
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ずいぶん前ですが、TVでこの作品が放映されたとき、このジーン・ヘイゲンの声を向井真理子さんが吹き替えていました。なかなかの怪演ぶりが楽しくて、面白く見た覚えがあります。基本的には、映画は原語と字幕で見るのが一番だと思いますが、ああいう吹き替えだとそれもいいなと思えます。今回は字幕での放送でしたが、いずれはどこかで向井さんの吹き替えも聴けるかな^^。