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You're the Top [音楽]

タイトルに「人称代名詞」が入っている曲を繋いでいる、このところの「この1曲」シリーズ。今回はCole Porterが書いたミュージカルからの名曲「You're the Top」です。バージョンはどなたにしようかな、と考えましたけど、スタジオ録音ではかなりストレートに歌っているElla Fitzgeraldのものにしましょうか。曲そのものは1934年のミュージカル「Anything Goes」の中の1曲として書かれています。このミュージカルも大変有名な作品ですね。

歌詞は「私は最低だけど、あなたは最高!」と歌うラブソングですが、「あなたはタージ・マハル」、「ルーブル美術館」、「ピサの斜塔」、「重役の給料」ってな感じで、「素敵でいい感じのもの」を次々と歌っていく、という詞です。英語だとこういうのってなんて呼ぶんだろう。「カタログ・ソング」かな^^;。始まってすぐは、わりに高級というか品がいいんだけど、だんだん思い出せなくなるのか、わりに身近で下世話なものも出てきます^^;。

カバーはそれこそ山のようにあるんだけど、個人的に印象的なのは映画「What's Up, Doc?(邦題は「おかしなおかしな大追跡」)」のタイトルソングとして歌われるBarbra Streisandのバージョン。バックのサウンドのアレンジや歌いぶりは、エラさんのバージョンに近いかな。ただバーブラさん、思いっ切りダイナミックに歌いまくっていて、まぁ上手なこと。大好きなバージョンでございます。

でもって、カバーもたくさんあるけど替え歌として詞が異なっているものも大量に作られたようです。かなり品のないものまで存在しているみたいだけど、個人的にいちばん面白いと思うのはAnita O'Dayのバージョンでしょうね。歌詞が3番までくると、「You're the Bop!」と歌い出して、ジャズミュージシャンやジャズ歌手の名前が登場してきます。この歌詞を歌っているあたりでは、メロディも少しフェイクし始めて、その楽しいこと^^。これは傑作^^。

「Anything Goes」というミュージカルは何度も再演されていて、新しいところでは2016年の上演があります。傑作は何度も演じられて世代を超えて記憶されていくんですが、その中で歌われる歌もまた同様に、記憶され続けていくんですよね。スタンダードと言われる曲は、こうして少しずつ数を増やしつつある、とそういうことになるわけです^^。
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